社長挨拶

地球温暖化をはじめ、環境についての関心が高まる中、私たちの造園緑化事業も改めてその重要性が認識され、社会的使命もさらに重みを帯びてきています。
コロナヴァイルスは私たちの社会経済に影響を与えましたが、私たち自身の健康についても意識する機会となり、緑によるやすらぎや健康への好影響も再認識することになりました。

安政6年に花卉植木の栽培、販売から始まりました私たち花豊造園の歩みは、日本の庭園文化の中心である京都で、町家をはじめ社寺仏閣、御所など、伝統的庭園技術を発揮し継承する仕事を数多く任されてまいりました。そして日本経済の高度成長期からは、公共緑化事業にも積極的に関わり、また近年では培った伝統的庭園技術をもとに文化財としての庭園の復元整備、維持管理などにも携わっています。多くの皆さまのお力添えのもと、社会の要請にこたえる緑の仕事を続けることができました。心から感謝申し上げます。

地球の未来の環境づくりを担うとともに、日本の文化である庭園、造園の知識と技術を守り継承する。その誇りと責任を胸に、先人から受け継いだ伝統技術を礎として、これからも社会に貢献してまいります。

どうぞ今後ともなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 山田拓広